院長 山田 晴彦
この度私は、令和8年6月から、山田眼科医院院長に就任いたしました。山田日出美前院長からバトンを引き継ぎまして、身の引き締まる思いで一杯です。当院は、私の生まれた年である、昭和42年に堺市百舌鳥赤畑町にて開院いたしました。それから60年間、母である前院長は、長年にわたり地域医療の発展にと微力ながらでも貢献するよう力を尽くしてまいりました。
この60年の間に、眼科医療とそれを取り巻く環境は大いに変化しました。開業当初は結膜炎などの「赤目」に対する診療が中心でしたが、児童の数も増える中、小児の近視等の診療に移り、その後は白内障、緑内障をはじめとする高齢者に多い病気が増えてまいりました。百舌鳥夕雲町に移転したのち、約25年前に再び赤畑町に戻ってからは、私も非常勤で診療に参加して日帰り白内障手術、硝子体手術を導入し、今までに5000件を超える手術を執刀してきました。誠に幸いなのは、その中で手術が不成功などの理由でトラブルを生じた方はなく、ほぼ全ての患者様が、術後の見え方に満足されて、笑顔を取り戻されたということです。私自身は30年に及び大学病院での最先端診療に身を置いてきたことから、手術後に患者様がその笑顔を取り戻すことが、特に病気が進行している状態においては如何に困難かを身にしみて経験してまいりました。そのため、当院における皆様の笑顔は非常に得難いものだと考えております。それも、地域の皆様のご理解、また、当院スタッフの努力、前院長の人柄のお蔭と考えております。
今回は診療の継承ですので、前院長時代の診療体制とはほぼ変わることなく、今後も地域の診療に尽していく所存です。皆様の温かいご支援をいただきながら、末長く続けてまいりたいと考えております。
前院長は90歳を超え、まだまだ元気ではありますが、さすがに年齢という壁は超えがたく、引退はいたしませんが、名誉院長として多少縮小しながら診療を続けていくこととしております。その意味で、長年前院長が診察させていただいてきた患者様方も、そのままご通院いただけますのでどうぞご安心ください。
最後になりましたが、堺市百舌鳥を中心とした周辺地区の今後のご発展と、ご健勝を祈念いたしますと共に、私たち山田眼科医院が少しでも皆様の健康に役立てますよう、これからも努力を怠らない事をお約束してご挨拶にかえたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
